昨日、宇都宮は気温35℃の猛暑日。
暑さに耐えきれず、ひんやりとした場所を求めて向かったのが、大谷町にある【大谷資料館】。
「DJI Osmo Pocket 3」の初撮影
まずは定番の「大谷観音」前でワンカット。
猛暑日の平日昼間ということで、観光客は二人だけでした。
大谷平和観音は、戦没者の慰霊と世界平和への願いが込められた、高さ約27メートルの巨大な石仏です。

ただいまの気温は35℃
炎天下の中、そびえ立つ観音像の撮影をし、車で5分ほど移動し、大谷資料館の駐車場へ到着しました。
自動販売機が大谷石バージョンにラッピングされていました。


地底世界への入口でひと息
館内に入ると、すでに多くの観光客が訪れていて驚きました。やはり皆、冷所を求めてやってきている様子です。入口で入場料800円を支払い、いざ地底空間へ。

階段を降りていくごとに、ひんやりとした空気が肌に触れ始めます。館内の気温は約10℃前後とのこと。外気との温度差がなんと25℃もあるため、まるで別世界に迷い込んだような気分です。薄手の上着があっても良いかもしれません。
圧巻の採掘跡と幻想的な空間
大谷資料館は、昭和初期まで実際に採石されていた地下採掘場の跡地です。
巨大な空間が広がるその内部は、まるで地下神殿のような神秘的な雰囲気。
高さ20メートルを超える柱状の壁、天井まで整然と刻まれた跡が歴史の重みを物語っています。
ライトアップされた壁面と静けさが相まって、まるで映画のワンシーンのようです。
実際 ドラマや映画の撮影にも使用されたようです。

時折、結婚式の前撮りやミュージックビデオの撮影にも使われるというのも納得。どこを切り取っても絵になる空間です。
館内をゆっくりと見学しながら写真を撮ったり、説明パネルを読んだりして、気づけば1時間ほど滞在していました。暑さに疲れた体をクールダウンさせつつ、静寂に包まれた地底の空間に癒されました。
途中、ベンチでひと休みしながら「ここは夏の隠れ家だな」としみじみ。これほど快適な場所があるとは、予想以上でした。
みなさんも、暑い日にはぜひ一度、地下の涼しさと歴史を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。
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